零細企業でも必要なこと、それは商標登録

零細企業でも必要なこと、それは商標登録

みなさまはもうご存知かもしれません。

2019年頃、私たちの商標が中国企業によって盗まれていました。

当時、私たちはアマゾンランキングで10位〜30位くらいを前後しており、大手企業を除く化粧品会社としては、かなり目立っておりました。

当然、私たちには知的財産系の知識もあるわけもなく、専門の部署もあるわけでもなく、ほぼ無防備でした。

2019年頃、私たちはよくある「10億人の市場」という甘い言葉にまんまと乗せられてしまい、中国北京に出店することにしてしまったのです。

さて、出店準備が整った頃、何故かREGINA LOCUSという商標が中国で登録されているではありませんか。

一体誰が登録したのか?と色々調べていくうちに、中国企業ではあるのですが、日本に支店があり、化粧品を中国向けに輸出、またはインバウンド向け販売をしている企業だということがわかりました。つまり、中国あるあるです。

中国商標局のサイトを見てみると、まだ公示期間中で異議申し立てを受付している期間でしたので、急いで現地の弁護士を通じ、異議申し立てを行いました。

というのも、REGINA LOCUSというのは、ラテン語の完全な造語で、まず存在しないのです。

さらに、驚いた事にフォントも同じではありませんか。

 

異議申し立てしたものの、相手型中国企業から「これは自社オリジナルである」という白々しい嘘の解答がされたことから、私たちの意義申して立ては却下されました。。。

多くの法律が「性善説」をもとに作られているため、最初から悪意を持って「盗んでやろう」「盗まれる方が悪い」「モラルに反しても儲ければ勝ち」という輩に勝つことは難しいのです。

何せ、大手企業ですら商標を盗まれ、高額な費用を払って盗まれたものを買い戻しているのですから。。。

 

当時、そのような知識のない一零細企業である私たちは、完全にパニックになってしまいました。専門家に相談しても、

「日本での権利は御社が持っているが、中国で御社の異議申し立てが認められず、商標権を他者に取られた場合、相手側がどのような行動にでるかは予測できない。何もしないかもしれないし、何か金銭を要求してくるかもしれない」

という内容でした。

つまり、相手側がどんな魂胆で商標を盗んでいるのかがわからないことには、どうにもならないと言うことです。

こんな話はいくらでもありますね。こういう輩です。

 

日本で私たちのREGINA LOCUSは商標登録をしておりますので、日本では何も問題なかったのですが、

当時、初の海外向け販売を行うことから、無用なトラブルと予期できない損害を避けるべく、REGINA LOCUSというブランド名を変えてしまいました。

 

さて中国事業の内容としては、結論から言うと大失敗です。利益が上がるどころか、最初のオープン時に出張した旅費すら回収できませんでした。

そもそも、最初に北京に行った時に、違和感を感じました。

「中国はすごい!中国は景気がいい!中国人の購買力は今は世界でも屈指!」とか色々言われていましたが、実際現地に行くと、綺麗な服を着ている人もいないし、メイクなどをしっかりしている人もいないし、比較的低所得の東南アジアと実際そんなに変わらない雰囲気を感じました。

「この人たちが、本当に所得が上がっていて、バンバン買い物をして、あたかも経済大国のような生活をしているとは到底思えないなぁ。」

「よく言われる十億人の市場は幻ではないか?」

と現地では感じました。

どう言われるかはわかりませんが、私の目にはそう写りました。

実際、叩き上げの創業者の方が現地に行けば「聞いていた話を違うなぁ。ここにマーケットはないのではないか」と感じるはずです。

 

結局、私たちは幻を追いかけていた訳です。

マスコミやニュースでは全く違うことを言っていますが(いまだに)、実際現地へ行って普通の街を自分の目でみると、

そんなものは無いと感じるはずです。

取引先の方も行っていました。

多くの会社が中国に進出していますが、攻めあぐねている。そして進出と撤退を繰り返していると。

幻を追いかけているからですね。

 

今、大きな授業料を払って言えることは、

中国企業に商標を盗まれようと、ガンとして無視することです。

絶対に日本では商標登録をしてください。

 

商標登録は、簡単に自分でできます。

お金がなければ、専門家に頼らずとも、自分でやればいいのです。

ネットで探せば様式もダウンロードできますから、

それを自社名に変えて出せばいいのです。

申請書を作って、郵便局で特許印紙を買って、貼って出すだけ。

簡単にできます。

 

申請書作成・・自分でやる=無料

出願時特許印紙代・・・12,000円

電子化手数料(紙の申請書をデジタル化するためだと思われる)・・・3,200円

商標登録料・・・32,900円

合計:48,100円でできます。

 

まず、自社名、自社ブランドは商標登録をすること。

それだけですね。


Older post Newer post

Leave a comment

Please note, comments must be approved before they are published